ギリシャ神話と天文と気紛れの文章集
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日食レポート(もどき?)
2009-07-22 Wed 15:08
第780回「皆既日食、観察できましたか?」

画像はクリックすると大きくなります。というか、かなり大きくなります。
使用カメラ Canon EOS5D  レンズ 70.0-200.0mm

上海は閘北区、某ビルの屋上。
現地時間8:30頃、太陽の方向の空はこんな感じです。
8:30
(Tv-1/400、Av-11.0、ISO感度-100)
まだちょっと明るく、雲の薄いところがわずかにところどころありました。でも太陽は見えません。

粘り続けること約10分。ついに出ました!
8:40-18:40-2
(二枚ともTv-1/8000、Av-11.0、ISO感度-100)
自動でピントを合わせてくれる機能のありがたみを痛感しました。
この間、1分にも満たないほど。再び乱層雲が覆ってしまいます。

と、8:55頃雨が降り始めたので屋内へ。無論ドアは開けたままで望み薄な空を見ています。
隣のビルの屋上に出ていた10人ほどは諦めてしまったらしく、もうそこにはいません。
8:55
(Tv-1/400、Av-11.0、ISO感度-1000)

見る間に暗くなっていきます。初めは雲のせいかと思うほどですが、スピードが半端ない。近くのビルの窓に、段々と灯りが点ります。
そのうち高速道路の街灯(?)が一斉に点きました。屋上に見物人が増えてきます。
雨が弱くなり、反対に風が強くなります。日食と関係はなさそうですが。

そして皆既食始め、9:36。雨はまだ続いていますし、雲に切れ間もなさそうで絶望します。
9:26
(Tv-1/10、Av-11.0、ISO感度-1000)
拡大されると高速道路のライトが点いている様子が見えると思います。もう完全に夜です。
鳥が騙されて巣に帰っていきます…。

「世紀の」5分間、雲は全く薄くなる様子を見せませんでした。明るくなっていきます。
9:41
(Tv-1/30、Av-11.0、ISO感度-1000)

まだ部分食が撮れるかも!と意気込み、全員帰ってしまったところで一人粘っていたのですが、10時過ぎ頃…
10:00
(Tv-1/30、Av-11.0、ISO感度-1000)
豪雨Σ
もうこれは駄目だと判断し、撤退。非常に残念でした。
ところがまだ続きがあるのです…

暫くして雨がほとんど止みました。悔しい。
時計を見るとまだ11:01(食終わり)には30分ほどあります。恨めしく空を見上げると…太陽が薄い雲を通してぼんやり見えているではないか!
そして目を傷めながら(笑)撮った結果がこれ。
10:35
(Tv-1/4000、Av-11.0、ISO感度-100)
気持ち下のほう欠けてるじゃないですか。ちゃんと。(無理矢理


現在も雨は降り続いております。もうどうでもいいですけどね。
上海から日食状況の報告でした。ほとんど気象報告ですけどね。

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New Window | 7/22皆既日食 | Comment:0 | Trackback:0 
現在の天気。
2009-07-22 Wed 07:51
現地時間6:50am、雲量10、北西の風、風力2くらい、視程10kmくらい?、気温気圧は謎(笑
かなり望み薄の天気になりました。
天気図を見ると、停滞前線が直撃しています。雲画像も、予想(甘いけど)より雲が厚くなりました。
参考 雲画像 天気図

中国各地では昨日、人工降雨を試みて雨雲をなくそうとしていたそうですが、よりによって上海だけがやらなかったのだそうです。気象局のお偉方が「必要ない。降ったら涼しくなるし、いいじゃん」みたいな意味不明な発言をしたせい、らしい。絶対これから叩かれるな…(苦笑
悔しいですね…いや、悔しいで括れないくらいです。
これじゃ食の時間しか判りません。しかもこれ既に数値になってるので測ってもあまり意味もない。1週間の雲の動き的に今日だけで劇的に天気が変わる可能性も低そうですし。

慰めてあげてください(苦笑
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New Window | 7/22皆既日食 | Comment:0 | Trackback:0 
明日は
2009-07-21 Tue 16:31
勿論日食の日ですね。
晴れるかどうか怪しいですが、晴れると信じます!
上海にいるのですが、もし見れたらレポートを載っけます。今は全天曇りです…
New Window | 7/22皆既日食 | Comment:0 | Trackback:0 
蛇遣い座-Ophiuchus-/烏座-Corvus-
2009-07-16 Thu 11:29
カドケウスについて少し書いたついでに、アスクレピオスについても書いてみようと思います。

アスクレピオスは「医学の父」と呼ばれ、古代ギリシャ語の病院アスクラピアの語源ともなっています(現在はノソコミーオで全く違いますが)。
彼の父は医学の神アポロン、母はラピテス族の王女でプレギュアスの娘、コロニスです。
コロニスはアスクレピオスを身籠ると、アポロンの一方的過ぎる愛情に反抗して元恋人だったアルカディアの青年(名前は知られていない?)の元に戻りました。
これを問題視したのがアルテミス。兄の名誉に傷がついてはならない、と矢を取ってすぐさまコロニスを殺してしまいました。
アスクレピオスはその死の苦しみの中で生まれたと伝えられています。自分の生まれる過程を注意深く観察していたそうです…。
別の説では、アポロンが伝令に使っていたカラスが嘘をついた、若しくは早とちりした為に、コロニスが浮気をしていると誤解され、アポロン自身によって殺されたとも言います。
この烏は羽が純白で、言葉を話すことが出来ました。
ある日コロニスへの伝言を言いつけられた烏はコロニスの元へ飛びましたが、途中にイチジクがたわわに実った樹に寄り道してしまいました。
実を食べてみるとまだ青く、烏は熟すまで待つ事にしました。
熟したイチジクをたらふく食べた烏はコロニスへの伝言はもう間に合わないと思い、アポロンに「コロニスは浮気している、だからあなたの会いたいという伝言を嘲笑った」、と伝えました。そしてアポロンは激怒し、コロニスを射殺してしまうのです。
コロニスは妊娠していることを告げていたので、アポロンは胎児を救い出し、ヘラクレスやペルセウスなどの師匠となったケンタウルスのケイロンに養育を託しました。
後にコロニスの浮気が嘘だったことを知ったアポロンはかんかんに怒り、烏の言葉を奪い、羽を真っ黒に変えてしまいました。
因みにアポロンの呪いで焦げた為だという説もあります。
そして天に烏を釘で磔にして罰しているのです。これが今日のからす座となっています。
烏座はひしゃげた四角形ですが、この4つの星が銀の釘で、烏自身は黒いので天球に紛れて見えないのだ、といわれています。

アスクレピオスはケイロンに医学を師事し、見る間に上達していきました。
アルゴ船の乗組員になった後の上達は目覚しいほどで、彼は蛇に噛ませる事によって死者を甦らせる事さえ出来るようになったのです。
当然ハデスは不満です。ハデスは自らの王国タルタロスを拡大することに心血を注いでいるのですが、アスクレピオスが一度彼の領分の中に入ってきた者をも呼び戻してしまうので、タルタロスは過疎状態(笑)になってしまっていました。
ハデスはゼウスの元へ出向き(引きこもりのハデスにしてはなかなか凄いのですよ)、「アスクレピオスが自分の権利を侵害している」または「アスクレピオスは運命の女神の規則を守っていない(世界の秩序を乱している)」と訴えました。
まさにその通りだと考えたゼウスは雷電を取り、アスクレピオスを殺してしまいました。
アポロンが激怒するのは当然の話。彼は怒り狂ってゼウスの雷電を作る仕事をしている巨人キュクロプス達を皆殺した上、運命の女神(モイライ)に申し開きをしにいきました。
アポロンは非常に雄弁に息子の弁護をしたので、モイライも規則を曲げてアスクレピオスを生き返らせてやりました。
お礼にアポロンは皆殺しにしたキュクロプスも元通りにし、彼らは雷電作りに復帰したといいます。
また別説ですが、キュクロプスを皆殺しにした罰にアポロンは、テッサリア王アドメトスに仕える羊飼いとして働くことを命じられたともいいます。
死後アスクレピオスは星座として天に加えられました。
これが現在の蛇遣い座です。

蛇遣い座は最近「黄道13星座」が話題になっているので少し有名になってきた気がします。
最近は22時頃に南のほうに見えています。すこし都会より暗めのところなら十分形が認識できます。
高さはちょうど地平線と天頂の中間くらいで、面積が948°と非常に大きいので見つけやすいでしょう。
α星はラス・アルハゲーで、蛇の頭を持つ者の意。因みに良く似た名前にヘルクレスαのラス・アルゲティがあります。これは「跪く者」の意です。
蛇遣い座には多くの球状星団がありますが、小望遠鏡でもあまり見栄えがしません。M10とM12は双眼鏡で同一視野内に見える上、比較的明るいので見つけてみるのも良いと思います。場所は大体蛇遣いの中心近くです。

蛇遣い座のデータ
設定者プトレマイオス/20時南中8月5日/南中高度51度/肉眼星数84個

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Ουράνια Σφαίρα
2009-07-15 Wed 17:27
左のプラグイン中の「Ουράνια Σφαίρα 」について。
こちらのサイトからお借りしました。
表示は閲覧者自身が一時的にカスタマイズすることができます。
左上のボタンを押すと、星座線・星座名・太陽光・天の川・黄道線・赤道線の表示・非表示が出来ます。
下にあるボタンは視野の拡大と回転速度・方向の調節に使います。それぞれの列の真ん中のボタンで一時停止されますので、再び回転させたい場合は左上のボタン→オートドライブをクリックしてください。
右上の四角いほうのボタンは月の表示・非表示です。月自体をクリックすると輝面比の表示・非表示がなされます。
右上の丸いボタンは現時刻での真南の空を表示します。これをリロードしたい場合は同じボタンをクリックしてください。
表示されている年月日と時刻をクリックするとそれぞれを設定することが出来ます。入力は直接半角でないとエラーになります。
星座早見のウェブ版みたいなものでとても使い勝手がいいですよ。

ついでに言うと、一番上のΦεγγάρι Φάσηですが、これはこちらにお借りしました。大して説明することもないですが;;
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