ギリシャ神話と天文と気紛れの文章集
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月の女神
2009-10-01 Thu 03:04
ギリシャ神話に登場する月の女神は実にさまざま。
最も有名なのはアルテミスでしょうが(笑)、次にはセレーネが来ると思います。

セレーネはヘラの娘で、太陽神ヘリオスと双子でした。
「レトが生む双子は彼らの光を奪って太陽神・月神となるだろう」という予言があったため、ヘラはレトの出産を妨害しようと企みます。
「地上で、光が当たったことのある場所では生めないように」、と。
重いお腹を抱えて苦しむレトを救ったのはゼウスでした。
ゼウスは海底から島を引き揚げ、そこでレトに出産させたのです。
そして予言は実現し、息子アポロンはヘリオスに代わり太陽神に、娘アルテミスはセレーネに代わり月神となった…。

「レトって誰?」
「決まってるじゃないか。ゼウスの浮気相手!」

もう一人、冥界関係の月の女神にヘカテがいます。
ヘカテは魔術に長けており、非常に神秘的な女神と見られていました。
また、「天地創造」でも紹介したエウリュノメがいますが、彼女はこのように月そのものとみなされていた傾向が大きいようです。
もちろん月の女神の一人と見る説もあります。

アルテミスの別名でキュンティアというのがありますが、これはローマ神話にも引き継がれます。
因みにローマ神話ではアルテミスはディアナと、セレーネはルーナと同一視されます。ヘカテは調べてみたのですが、受け継がれなかったのでしょうか、ローマ名が見当たりません。

アルテミスとセレーネとヘカテの細かい区別もあります。
月が地平線下にあるときは、ヘカテ。
月が地平線上にあり、かつ森の高さ(空の中腹ぐらい?)の中にあるときは、アルテミス。
月が地平線上にあり、かつ天頂に近い位置にあるときは、セレーネ。

ヘカテが地平線下というのは、彼女が冥府神であることに由来するのでしょう。
アルテミスは狩猟の女神で森の守護神でもありますから、これもわかります。
ですがセレーネが天頂というのは…消去法で残ったからじゃないかと思うのは私だけでしょうか?(苦笑

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