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ギリシャ神話と天文と気紛れの文章集
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山羊座-Capricornus-
2008-12-25 Thu 18:05
山羊座の星図を見ると、この山羊はまあ普通ではありません。下半身が魚なんですね。このヤギは牧神パンの化身です。パンは所謂遊び人で、山羊の姿をしています。葦笛吹いたり女の子(ニンフ)追っかけたりして毎日を過ごしていました。

とある日、神々が宴会を開いていると、テュフォーンという怪物が襲ってきました。神々はすぐそばにあった川に変身して飛び込んだりして逃げようとしました。もちろんパンも同じです。
ところがパンはあまりに慌てていた為、失敗してしまいました。
上半身は山羊のまま、下半身だけが魚。これを面白がった大神のゼウスが空に上げて星座にしてしまいました。

というのが第一。

第二というのはあまり知られていない(?)話で、これは山羊座の下半身を魚と見ないものです。
ゼウスは生まれたときに山奥のニンフに預けられました。父親のクロノスに食われてしまうと母親のレアが心配したからです。
ニンフだけでは赤ん坊は育ちません(そうなのかな?)。そこで山羊のアマルテアがその乳を飲ませることになったのです。
のちゼウスが成人し、アマルテアは死にました。(←成人したから死んだわけではありませんよ)
ゼウスはちゃんと恩を忘れませんでした。そこでアマルテアに3つの栄光を与えることにしたのです。

ひとつめ。その皮を自分の楯に貼り「神楯(アイギス)」と名付けました。この楯は後に娘のアテナに与えられることになります。
ふたつめ。ゼウスはアマルテアの角をヘスペリデスの園から取ってきた黄金の林檎満たしました。その特殊なところはというと、この林檎は食べても食べても元通りになるということです。これが「豊穣の角」つまりコルヌコピアとなりました。
みっつめが、彼女を星座として天にあげる事でした。

古代ギリシャでは山羊座の逆三角形の星の並びを神々の門と呼んでいました。
人間が昇天するときの入り口ということです。
神々の門にしては存在が(空の中で)薄い気もしますが…(笑。

α星のアルギェディは3.6-4.2等の星で二重星です。
山羊座は全体的に3等星くらいからそれ以下の星々で構成されています。
向かって左が魚の尻尾となっていますが、その尻尾のところにあるM30球状星団がまあまあの見物という感じでしょうか。肉眼では見えません。7.3等なので。
見るにはちょっとした望遠鏡がいるようです。

20時南中は9/30、高度は35度。まあ低めですね。
肉眼星数は47個、設定者はプトレマイオスです。

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